マンションで10Gbps回線を開通させた話【工事4回の実録】
結論:工事は大変だったが、引く価値はある
新居に引っ越してから10Gbps回線を引いた。
工事は4回、期間は4ヶ月かかった。
正直、対応には不満が残る。
ただ、開通後の快適さは別物だ。ゲームも配信も、有線なら別次元に速い。
開通前にホームルーターで延命していた話はこちらの記事で書いている。
なぜ10Gbpsを選んだか|ゲームと配信が目的
理由は3つある。
ストリートファイター6をラグなくやりたかった。
久々に配信も再開したかったし。何よりこっちの回線の問題でカクカクするのは普通に負けるよりイライラしちゃう。
それと、最近2Gbps回線があちこちで出てきて、10Gbpsを試してみたくなった。
プロバイダ選び|NURO・キャリアは全滅、Biglobeが通った
まずNUROを検討した。前は使ってたし。けど、エリア対応外だった。
ドコモ・au・ソフトバンクも調べた。どれもマンション的にNGだった。ほんと困っちゃうよね、、
やっとのことで見つけたBiglobeのエリアサイトでOK判定が出たから、そのまま申し込んだ。
結局、各社の「回線判定ツール」に住所を入れるのが一番早いね。
工事の流れ|4回・4ヶ月かかった実録
ここが一番書きたい部分だ。申し込みから開通まで4ヶ月かかった。
1回目:マンションタイプで申し込んだら違うと言われた
マンションタイプで契約して、しばらく後に工事の人が来た。
ちょっと見て、「これ、ホームタイプです」と言われた。
マンションタイプかホームタイプかは建物の構造や契約状況によるらしい。
申し込み時点では判断できなかったから、業者に来てもらって初めてわかった。悲しい…
2回目:ホームタイプ業者が来たが回線未敷設だった
ホームタイプに変更して再度予約を入れた。
業者が来て一言。「これ、回線通せないかもですね。もともとケーブル通っていません」。
それだけ言って帰っていった。
前に来た人が確認すればよかったんじゃないか、、、この時点で2ヶ月経ってるがな。
3回目:調査で工事が必要と判断された
調査専門の人が来た。
建物を確認して「工事が必要」と判断してくれた。でっかい検査用のケーブルみたいなのを通してた。
ここでようやく前に進んだよ…
大家への確認と書類対応
マンションで賃貸なのでもちろん勝手に工事はできない。
自分で大家にメールを送って工事の許可を取った。
業者側は図面を大家に送付してくれた。
この確認作業は自分でやる必要がある。忘れずに。
4回目:MDF盤工事 → 光ケーブル敷設で完了
2工程に分かれた。
まずMDF盤(建物の通信設備が集まる場所)に機材を設置する工事。こっちはいつの間にか外で実施されてた。
次に実際に光ケーブルを部屋まで引く工事。光コンセントつけてもらうやつ。
4回目でようやく開通した。
同じ日にまとめてやってくれれば4ヶ月もかからなかった。
業者や担当が分かれていても、調整してほしかったのが本音だ。
必要だった機器|ルーター・NIC・延長ケーブル
10Gbps対応ルーター(NEC Aterm)
10Gbps対応ルーターが必要だ。
普通のルーターは1Gbpsまでしか対応していない。
NECのAtermシリーズで10Gbps対応モデルを購入した。約3万円。
PCの10Gbps NIC
PCのLANポートが1Gbpsしかないなら、10Gbps対応のNICが必要だ。
PCIeスロットに差すタイプを購入した。約1万円。
光ファイバー延長ケーブル(3m)とアダプター
ここで誤算があった。
光コンセントからONUまでの距離が、付属ケーブルでは届かなかった。
FT NET(富士テレシステム)製のパッチケーブルFSC-3MとSCアダプターを購入して解決した。

ONUの爪の外し方|知らないと詰まるポイント
ONU(光回線終端装置)には光ファイバーを固定する白いクリップがある。
延長ケーブルに交換するときに、このクリップを外す必要がある。
やり方がわからず詰まった。

手順はシンプルだ。白いクリップを軽く押しながら、ケーブルをゆっくり引き抜く。
力任せに引っ張ると光ファイバーが折れるので注意だ。




実際の速度と使い心地
有線はサクサク、ゲームが快適になった
開通後、有線で接続したら明らかに違う。
ストリートファイターのラグがほぼなくなった。
ダウンロードも体感で別物だ。
Wi-Fiには問題あり(別記事で解説)
ただ、Wi-Fiでは別の問題が出た。
これは別記事で詳しく書く。
有線環境は問題なく快適だ。
費用まとめ
| 項目 | 費用(目安) |
|---|---|
| 工事費 | 約2万円 |
| ホームルーター(延命期間分) | 約4万円 |
| 10Gbps対応ルーター | 約3万円 |
| 10Gbps NIC | 約1万円 |
| 光ファイバー延長ケーブル | 数千円 |
| 合計 | 約10〜11万円 |
ホームルーター代が地味に痛い。開通が遅れた分だけ無駄になった費用だ。
まとめ|向いている人・向いていない人
向いている人
- ゲームや配信をラグなくやりたい
- 有線中心の環境を作りたい
- 工事の手間を気にしない
向いていない人
- すぐに使いたい(工事に数ヶ月かかる可能性がある)
- Wi-Fi中心の環境で使う予定(別途対策が必要)
- 費用を最小限に抑えたい
マンションの場合、プロバイダ選びと大家への確認を早めにやるのが鉄則だ。
工事を同じ日にまとめてもらえるよう最初から依頼するのも重要だ。
工事が分散すると時間だけかかる。
これが10Gbps回線をマンションに引いた実録だ。
同じように悩んでいる人の参考になれば。
よくある質問
Q. マンションで10Gbps回線は引けるか?
引ける場合がある。ただし建物の設備状況によって工事が必要になることが多い。まずプロバイダの判定ツールで住所を確認するのが先決だ。
Q. NUROやキャリア光が使えない場合はどうする?
Biglobeのような独立系プロバイダが対応しているケースがある。複数社の判定ツールを順番に確認するしかない。
Q. 工事に大家の許可は必要か?
マンションの場合は必要だ。自分でメールや書面で確認を取る必要がある。業者が図面を送ってくれる場合もあるが、許可の取得は自分でやる。
Q. 10Gbps回線に普通のルーターは使えるか?
使えない。1Gbps対応のルーターでは速度が頭打ちになる。10Gbps対応ルーターへの買い替えが必要だ。
Q. 工事費はいくらかかるか?
マンションの状況によって異なる。目安として2万円前後を想定しておくといい。建物の工事が必要な場合は別途費用がかかる可能性がある。